Q&A管理番号:5010001 更新日:2020年3月15日
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マルウェアはどんな種類がありますか?
マルウェアのカテゴリーについて解説いたします。
1
広告表示を目的にインストール/実行される。継続的に広告ポップアップウインドウを開く。
なかには、ユーザに告知せずに何らかの情報を収集するような、マルウェアであるものもある。 料金を支払う事で広告が無くなる、有料版を販売している場合もある。
※ 同様の機能を持つアドウェアの中から、プログラムの形態に応じて下記に分類する。
2
ブラウザのスタートページを特定サイトに固定させて、変更できないようにする。
3
バックグラウンドで「お気に入り」に登録したり、特定のサイトへアクセスするよう設定する。
削除されるのを防ぐため、自らを「Internet Explorer」などの偽名を装うこともある。
4
宣伝サイトにアクセスさせるために、モデムを利用してインターネットに接続しようとする。
5
ブラウザにツールバー形態でインストールされ、ユーザが検索エンジンを使う時にキー入力を横取りして、特定の検索結果に誘導する。
6
他のソフトとセットで知らないうちにパソコンにインストール配布/インストールし、ウインドウなどを出さずバックグラウンドで動作する。
※収集する情報: Web閲覧履歴、IPアドレス、その他のシステム情報 (ブラウザ、OS、プラットフォーム、CPUなど)
7
ブラウザのツールバーで動作する。ユーザのWebサイトの利用傾向を監視し、特定サイトに情報を送信する。正常なツールバーユーティリティに偽装してインストールされることが多い。
8
スタートページや検索ページの接続先を変更したり、ブラウジング履歴などを収集/送信する。スタートページを修復できなくなる場合もある。フリーソフトやメールの添付ファイルから、また特定のサイトのリンクをクリックすることによってインストールされる。特に、アダルト系のWebサイトからインストールされることが多い。
※ 同様の機能を持つハイジャッカーの中から、プログラムの形態に応じて下記に分類する。
9
特定の検索エンジンを使用させたり、検索キーワードと無関係な特定のサイトに誘導する。
10
ブラウザにツールバーを生成して特定の検索エンジンを使用させたり、検索キーワードと無関係な特定のサイトに誘導する。
11
バックグラウンドで作動し、全てのキー入力を記録し外部に送信する。カード番号やパスワードなど、深刻な個人情報を流出させることが可能。
12
ブラウザのツールバーで動作する。ユーザのWebサイトの利用傾向を監視し、特定サイトに情報を送信する。
正常なツールバーユーティリティに偽装してインストールされることが多い。
13
システムやOSの脆弱性を狙いPCに侵入したり、システムの弱点を利用して悪意のあるコードをインストールする。
14
善意のソフトと正体を偽り、ユーザに気づかれずにインストールされ、データ消去やファイルの外部流出、他のPCへの攻撃などを行なうプログラム。感染活動はしない。インストールしたとたん破壊活動を始めるものもあるが、一定期間潜伏した後に「発症」するものや、DoS攻撃(サービス停止攻撃)のために機能するものもある。
15
ネットワークを経由して自分自身をコピーし増殖するプログラム。単体で動作し、他のファイルへの感染は行わない。ウイルスの配布やハッキングツールとして機能するケースもある。
16
インターネットを通じて遠隔地からそのシステムに侵入し、外部からの操作を可能にする「バックドア(裏口、侵入口)」を作る最も危険性の高い悪性プログラム。システムの遠隔操作や破壊、パスワードなどの盗用、さらには外部攻撃への踏み台に利用される場合がある。
17
ウイルスやトロイの木馬、ワーム等のマルウェアを特定の位置にインストールおよび実行する。正常なプログラムに偽装し、ユーザの実行を誘導する。また、他のマルウェアにより実行されるケースもある。
18
悪性のプログラムを密かにダウンロードして実行する。自分自身をコピーしてPCがインターネットに接続するまで待機し、WebサイトやFTPサイトに接続されると、特定のファイル(トロイの木馬やバックドアなど)をダウンロードして実行する。
19
ユーザのWebサイトの利用傾向やWeb閲覧履歴が収集され、2つ以上のサイトでその情報が共有される。ユーザの趣味趣向によりWebサイトに表示される広告がカスタマイズされたり、マーケティング資料などに情報が利用されたりする。
Cookie と トラッキングCookie について
Cookie とはユーザのPCに置かれるテキストファイルであり、ユーザのPCに残されたWebサイトへの識別情報です。Cookie は設定したWebサイトからのみアクセスが可能で、ユーザが再び当該サイトへ訪問する際に使用されます。主に収集される情報には、個人を特定する情報は入っておらず、IDやパスワード、またカード情報などを収集しているわけでもありません。
一方、Cookie 情報を2つ以上のWebサイトで共有し、主にマーケティング目的に利用されるものが トラッキングCookie です。また、Webサイトを生成する Cookie とは別に、Webサイトに張られているバナー広告をクリックすることで生成される Cookie があります。このような Cookie については、Internet Explorer の設定で回避することができます。
(1)「ツール」→「インターネット オプション」の「プライバシー」を選択し、「詳細設定」 ボタンをクリックします。
(2)「自動 Cookie 処理を上書きする」にチェックを入れ、「サード パーティの Cookie」の「ブロックする」にチェックを入れてください。
トラッキングCookie は危険度こそ低いですが、ユーザが意図して作成したファイルではありませんので、AntiMalware のデフォルト設定でスキャン時に検知対象としています。
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PCのHostsファイルを改変し、ユーザのWebサイト接続設定を変更する。その結果、宣伝サイトやフィッシング詐欺サイトに誘導したり、セキュリティソフトのアップデートサイトへのアクセスを遮断する。
21
P2P型のファイル交換ソフトで、これを媒体に感染するウイルスなどもある。また、トラフィック増加や、著作権侵害の媒介としても問題視されている。
22
インターネット上で同じソフトを利用している仲間通しでメッセージを送信したり、チャットを行っ たリ、ファイル転送などを行なうことができるコミュニケーションソフト。組織内では、情報漏えいに利用されるリスクがある。
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Webサイト上でユーザに判り難い表記を用いて、リンク先のページへのアクセスが有料である旨を表示する。ユーザがアクセスすると、PCに侵入して設定を改変することでアダルトコンテンツなど非道徳的なウィンドウやポップアップを表示して、表示を消すための代金を請求する。
24
ブラウザが表示する別ウィンドウの広告によって、無料のソフトウェアを一定期間利用したユーザに対して購入を促す。悪意のある第三者は、この広告機能の部分のみを乗っ取るか、追加で広告を提供するなどし、正規のサービス案内のように見せる。
25
見た目はセキュリティソフトだが、実際はセキュリティ機能を提供していないと評価されているソフトウェア。ユーザの知識不足を利用して、PCに問題があると偽りの警告を表示し、別のソフトウェアをインストールさせるものなどがある。
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