Q&A管理番号:5020001 更新日:2023年10月31日
対象製品 | FB SATMail |
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対象Ver |
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標的型攻撃メール訓練に関する質問について
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テンプレート(訓練シナリオギャラリー)から訓練シナリオをインポートできますが、以下の項目を編集することができます。
また訓練シナリオギャラリーからのインポートではなく、新規に訓練シナリオを作成することもできます。
【編集できる訓練内容】
・メール本文
・リンク先画面(メール本文中のURLのリンク先)
・添付ファイル
・送信元設定
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訓練シナリオギャラリーを用意しておりますので、訓練シナリオを選択(インポート)することで、訓練ができます。
一部の訓練シナリオでは日付や氏名など入力項目がありますが、簡単に修正ができます。
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訓練シナリオギャラリーからインポートするとリンク先画面も自動で作成されます。
作成されたリンク先画面を編集することができます。
新規でリンク先画面を作成することができます。
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訓練対象者に大量の訓練メールを一度に配信しますので、スパムフィルタなどのメール設定によっては、
訓練メールを拒否したり、スパムメールとして判定してしまう可能性があります。
メールサーバーなどの機器に対してIPアドレスおよび訓練で使用するドメインをセーフリストへ登録することをお願いしています。
【本サービスのIPアドレス】
・157.7.128.31
【本サービスで使用しているドメイン】
・helpdesk-info.jp
●Microsoft 365をご利用の場合は、以下の設定を行ってください。
1. 管理者アカウントにて、Exchange 管理センター(https://admin.exchange.microsoft.com/) にサインインします。
2. 画面左側のメニューから [メールフロー]をクリックします。
3. 表示された画面上部のメニューから [ルール] をクリックします。
4. [+ルールの追加] をクリックし、「新しいルールの作成」をクリックします。 セット ルールの条件の編集画面が開きます。
5. [名前] に任意のルール名を入力します。
6. [このルールを適用するの項目に [送信者] > [ドメインは] > ドメインを入力し保存します。
●登録用のドメイン:helpdesk-info.jp
7. [次を実行します」の項目に [メッセージプロパティの変更]>[SCL(スパム信頼度 レベル)の設定]>[Bypass spam filtering]を選択し保存します。
8.次へクリックしてください。セット ルールの設定の編集画面に遷移します。次へクリックしてください。
9.確認と完了の画面へ遷移します。完了をクリックください。
10. トランスポートルールが作成されていることを確認し、状態のDisabledをクリックし、Disabled→Enabledへ変更ください。
●Google Workspaceをご利用の場合は、以下の設定を行ってください。
許可リストに IP アドレスを追加する方法 (https://support.google.com/a/answer/60751)
1.Google 管理コンソールにログインします。
2.管理コンソールで、メニュー アイコン> [アプリ]> [Google Workspace] > [Gmail] > [迷惑メール、フィッシング、不正なソフトウェア] にアクセスします。
3.左側で最上位の組織を選択します。通常はドメインです。
4.[迷惑メール、フィッシング、不正なソフトウェア] タブで[メールの許可リスト] の設定までスクロールします。
または、検索欄に「メールの許可リスト」と入力します。
5.許可リストに追加したい送信メールサーバーの IP アドレスを入力します。
登録するIPアドレス:157.7.128.31
6.ページの下部にある [保存] をクリックします。
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SSL通信の設定により、ステータスが取得できない場合があります。
Chromeの場合
「この接続では、プライバシーが保護されません」と表示される場合があります。
パソコンの設定もしくは、ネットワーク環境の設定で、OutboundのSSL通信が許可されていないケースがあります。
【パソコンの対応】
・Wi-Fi経由で接続が可能な場合に、ネットワークを切り替えて接続して試してください。
Wi-Fi経由でも接続できない場合
・コントロールパネルのインターネットオプションを開いてください。
・インターネットプロパティの画面となりますので、「詳細」タブをクリックしてください。
・「詳細」タブで、以下2点を確認ください。
①「セキュリティ」ー「TLS1.2の使用」にチェックが入っていることをご確認ください。
②「セキュリティ」ー「暗号化されたページをディスクに保存しない」のチェックが入っていないことをご確認ください。
リンク先画面が表示されるか再度お試しください。
Wi-Fi経由で接続できた場合
・パソコンの設定を変更する必要はございません。
・ネットワーク環境にて、OutboundのSSL通信が許可されていない場合がありますので、ネットワーク担当者にご確認ください。
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docxファイルを変更して使用する場合に、ステータスを記録する値が変更されステータスを記録できない場合があります。
●docxファイルの修正について
訓練シナリオをインポート後に、ファイル名を変更する場合、docxファイルを開いて「名前付けて保存」や「上書き保存」した場合に値が変更されます。
ファイル名を右クリックで選択し、「名前を変更」を選択してファイル名を変更してください。
変更後に、再度テストしてステータスが記録されることをご確認ください。
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配信リストに登録されたメールアドレス宛に訓練メールを送信しますので、可能です。
全てのステータスを記録していますので、グループアドレスやメーリングリストで
メールを閲覧した回数やメール本文のURLをクリックした回数など確認できます。
但し、個人まで特定することはできません。
詳細を確認する際には、イベント.csvでご確認ください。
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転送元や転送先でメール確認した場合にステータスを記録します。
転送元と転送先で確認した場合はどちらともステータスを記録します。
ステータスは転送元のメールアドレスで集計しています。
詳細を確認する際には、イベント.csvでご確認ください。
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テキストメールの訓練も実施可能です。
FB SATMailは、HTMLパートとテキストパートの両方を設定しています。
メール開封は、画像ファイルを活用していますので、画像ファイルの読み込みができずステータスを記録することができません。
その他、メール本文のURLリンククリックや添付ファイル開封などのステータスは記録できます。
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訓練のスケジュール設定時に、メール送信を調整することができます。
メール送信レートと詳細設定の2つ方法があります。
【メール送信レート】
1時間に送るメール数を調整が可能で高・中・低から選択できます。デフォルトでは中が選択されます。
高:最大約200通/時間
中:最大約100通/時間
低:最大約50通/時間
【詳細設定(均等に割り振りして配信)】
訓練開始日とメール送信終了日と訓練終了日を設定することができます。
訓練開始日とメール送信終了日の期間中に均等に割り振りして配信します。
例:1時間で1,000通送信する場合の設定例
訓練開始日時 :2023年10月1日10:00
メール送信終了日時:2023年10月1日11:00 (←1時間後に設定)
→1時間の間に1,000通を送ることができます。
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訓練スケジュールの配信方法として2つあります。
メール送信レートを設定して配信する方法と詳細設定にて訓練開始日とメール送信終了日を設定して配信する方法です。
【メール送信レートによる配信】
1時間に送るメール数を調整が可能で高・中・低から選択できます。デフォルトでは中が選択されます。
高:200通/時間
中:100通/時間
低: 50通/時間
業務時間内に訓練を終了する場合は、上記通数を目途に配信リストを分けて訓練を実施してください。
【詳細設定による配信】
訓練開始日時とメール送信終了日時の間で均等に分けて配信を実施します。
1日毎に訓練を分けて登録してください。
※均等に分けて配信となりますので、1分1件ぐらいの間隔で配信する場合は、8時間で480件ぐらいを目安としてください。
※上記は1つの訓練での目安となりますので、訓練を複数並行して実施することも可能です。
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訓練詳細画面にて、メールアドレス別にステータスを表示しています。
また、訓練中でもイベントリスト.csvをダウンロードし、ステータス全ての記録を確認できます。
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可能です。訓練の予約後に、予約取消を行うことができます。
予約取消後、訓練一覧の準備中の訓練に戻ります。
設定の見直していただき、再度訓練を実施してください。
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訓練中や訓練実施後に、レポートと2種類のcsvデータをダウンロードすることができます。
訓練結果データ
・レポート.xlsx
・訓練結果.csv(訓練対象者の最終ステータスを確認できるデータ)
・イベントリスト.csv(訓練対象者の全てのステータスを確認できるデータ)
csvデータの項目に関する補足内容は、以下となります。
●訓練結果.csvの補足内容
各ステータスの日時には、秒まで記録しています。Excelでcsvファイルを開き、上書き保存もしくは名前を付けて保存した場合に、秒が削除されます。(Excelの仕様となります。)
【秒を表示するため対応方法】
・日時が記入されているセルに対して、セルの書式設定を開き ユーザー定義に「yyyy/m/d h:mm:ss」と入力しOKする。
・名前を付けて保存を実行し、ファイル形式をxlsxに変更して保存する。
●イベント.csvの補足内容
・IPアドレス:インターネットに直接接続したグローバルIPアドレスを取得しています。
・日時 :秒が保存されない。(上記の訓練結果.csvの補足内容と同じです。)
・OS :UserAgentのデータを取得
・ブラウザ :UserAgentのデータを取得
※UserAentを非推奨としているアプリやブラウザがあり、正しく情報を取得できない場合があります。
IPアドレスやOS、ブラウザはステータス取得時の傾向を把握するための参考値として記載しています。
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